小6男児、至近距離で違法エアガン撃ち、小2男児を失明させる

空気銃で小2男児が目に重傷 撃った容疑で小6送致

福岡県警田川署は30日、空気銃で友達の小学2年男児(8)の右目を撃ち重傷を負わせたとして、傷害の疑いで同じ学校に通う6年男児(12)=同県田川郡=を児童相談所に送致、銃所有者の父親(40)を銃刀法違反の疑いで逮捕した。

田川署によると、小6男児は11月2日午後4時10分ごろ、自宅の玄関で、約1メートルの距離から空気銃の弾2発を発射。小2男児の右目に2発とも命中させ、重傷を負わせた疑い。

小6男児は「驚かせようと銃を構えたが、驚かなかったので、頭から狙いを外して撃ったら命中してしまった」と話しているという。

同署によると、空気銃は銃身約114センチで、直径約6ミリ、約0・2グラムのプラスチック製の弾が発射されるタイプ。改造などはされておらず、父親は「10年ほど前に親せきの形見としてもらい、玄関に飾っていた。違法だとは思わなかった」と話している。