岡山、生後1ヶ月の長男殴り死なせた疑い、29歳母親逮捕

生後1か月の長男の頭を殴って死亡させたとして、岡山県警は5日、母親の無職小林真実容疑者(29)(岡山県津山市一色)を傷害致死の疑いで逮捕した。

発表によると、小林容疑者は今年8月21日午後2時頃、自宅で長男の頭を平手で約2回殴るなどし、約2時間後に脳内出血で死亡させた疑い。「この日、乳を飲ませたが長男がぐずったため、たたいてしまった」と容疑を認めているという。

小林容疑者は相談した夫(29)の指示で119番し、長男は、搬送先の病院で死亡が確認された。病院側が同日、県警に「虐待の疑いがある」と通報。

小林容疑者は「育児に疲れ、イライラした気持ちを、たたくことで発散していた」と供述しているという。長男の双子の次男も同日、頭に大けがを負って重体となっており、県警は関連を調べる。