タクシー盗んだ韓国籍の男を逮捕 犯行の一部始終が車載カメラに

大阪市北区で13日、タクシーを盗んだとして、韓国籍の男が逮捕された。FNNが独自入手した車載カメラの映像には、犯行の一部始終が映っていた。タクシー車内を映し出すカメラ映像の中で、突然、窓ガラスをたたき割り、Tシャツ姿の男が乗り込んできた。

外にいた運転手が、タクシーが奪われたことに気づき、「こら! 誰じゃお前!」と叫んで走って追いかけたが、男は逃走した。

男は、「どけや、ばばあ!」と通行人に悪態をつき、クラクションを鳴らした。

男は、運転手が置いていた制服を物色し、中にあった現金を見つけると、「よっしゃー!」と声を上げた。13日に大阪市北区で起きたタクシー泥棒の一部始終が、車載カメラに映っていた。この映像が動かぬ証拠となり、自称リサイクル業で韓国籍の金博司容疑者(35)が窃盗の疑いで逮捕された。

乗り捨てられたタクシーには、証拠を消すためか、消火剤がまかれ、売上金およそ3万円がなくなっていた。さらに、タクシーが奪われたおよそ30分後には、近くで女子中学生がかばんをひったくられる事件が起きている。ひったくり犯は、タクシーを運転していたということで、大阪府警は、金容疑者の犯行とみている。

金容疑者は、警察の調べに対し、「今は何も話せない」と口を閉ざしている。