国道逆走ひき逃げ飲酒運転巡査部長(49)

国道を逆走して対向車に衝突、女性にけがをさせ逃走したとして、道交法違反(ひき逃げ)容疑などで逮捕された福岡県警小倉南署の巡査部長古賀達雄容疑者(49)の血液検査で、酒気帯び運転の基準値の約4倍に当たるアルコールが検出されたことを、県警が25日、明らかにした。

県警によると、古賀容疑者は酒のにおいがしたが、呼気検査を拒否。このため、県警が身体検査令状を取って血液検査した結果、酒気帯び運転の基準値(血液1ミリリットル中0・3ミリグラム)を上回る同1・27ミリグラムのアルコールが検出された。県警は、飲酒運転容疑での立件も視野に捜査を進める。

県警によると、古賀容疑者は24日夜、乗用車で福岡県飯塚市の国道200号を逆走し、50代女性が運転する対向車に衝突。頭部打撲などのけがをさせた上、救護措置を取らなかったとして逮捕された。