集団準強姦容疑で逮捕の6人を「退学にはしません」

京教大、6人を退学にはせず 集団暴行事件、停学で指導再開

京都教育大(京都市伏見区)は24日、集団準強姦容疑で逮捕され、処分保留で釈放された学生6人について、停学処分のまま、生活状況を報告させるなどの指導を再開することを決めた。現時点では退学処分にはせず、処分内容の変更については今後、検討する。

大学は、3月末に6人の無期停学処分を決定。日々の生活状況を記載した日報を、各担当教員を通じて毎週、大学に提出させてきたが、逮捕後、拘置中は中断していた。

6人のうち1人は、停学処分中には教育に関係する仕事への従事は禁止されているのに、父親が青少年課長だった大阪府茨木市教育委員会学童保育の臨時指導員として採用され、大学には「スポーツジムで勤務」と虚偽の報告をしていた。茨木市は父親を異動させ、減給の 懲戒処分とした。