DQNネームサイトが話題

週刊文春の「先生が名前を呼べない子供たち」という特集では「和源」(わーげん)、「天使」(みかえる)「絆」(はあと)などの名前が紹介され、ネット上でこの話題で盛り上がった。これを受け、読み方の難しい名前が多数紹介されている「DQNネーム」というサイトが注目を浴びている。

その中には、「戦争(せんそう)」「煮物(にもの)」「ポチ男(ぽちお)」など、一見人間の名前には見えないものや、使われている字は普通だが他人にはまったく読めないような「勇気(ふぁいと)」「強運(らっきい)」などの名前もある。さらには「世歩玲(せふれ)」や「羽姫芽(わきが)」など、微妙な意味を持ったものも。

また、外国風の名前は育児雑誌でも薦められているようで、「花紗鈴(きゃさりん)」「大穴(だいあな)」などカタカナで書いたほうがいいような名前も多くある。

サイトによると、名づけをする時にはたくさんのチェック項目があるようで、例えば、「老人になったとき、デブになったとき、禿げてしまったとき…など、様々な状況を想像してみる」「電話で漢字を説明する状況を想像してみる」などがある。「妊娠中・出産直後の脳内は妙にドリーミングになっているので、ご注意ください」との注意書きもある。
 
これらの名前に対し、「ペットの名前の話だよな?そうだと言ってくれ・・」「虐待」「子供の名前は、親の安っぽい自己主張の場ではありません。その薄ら寒いセンスによって一生恥をかくのは子供です」など親を非難する意見が多いが、「変な電話が来て読み方が違っていたらすぐに怪しいと分かるのは便利かも」などの声も寄せられている。