迷惑ランナー、皇居周辺でわが物顔で走り、散策者に「どけ」などと暴言

東京マラソンを前に急増しているランナーの事故防止とマナー向上のため、東京都千代田区は二十九日、

ランニングコースとなっている皇居周辺の区道と区立公園の二カ所に、注意を促す看板を設置した。

皇居周りは一周五キロ。昨年十月の平日午後六〜九時に桜田門付近で観測したところ約四千五百人のランナーが通過した。歩行者や自転車
との接触事故の危険もある。散策者が集団のランナーに「どけ」と言われた、などの苦情も区や警察に寄せられているという。

看板は高さ二メートル、幅四十五センチ。都も三十一日までに同種の看板を都道三カ所に設置する。